2024年の夏ーー。
4年前のCOVID-19と同様に活動が制限されることが起きるとは、8月初旬の頃はまだ知る由もありませんでしたが、
これらの経験は次の機会に必ず役立つと信じて、今日も前を向いて歩いていくーー。
フジキチプレゼンテーション
僕が8月の最初に臨んだのは、「フジキチプレゼンテーション」。
パチパチプロジェクトと称して、毎月8日の夜に3〜4人のゲストを呼んで登壇してもらうというイベントで、
このイベントは100人登壇すると終了するという。まず、そんな貴重な機会に登壇できたことを嬉しく思います。
制限時間は、パチパチプロジェクトということで「8分」。
プレゼンテーションの前日から当日の日中に、8分で今の活動を端的にわかりやすく伝える練習を惜しみなく行いました。
プレゼンテーションの内容は、「WEB×イベントで優しい革命を」をテーマに、
これまで、デジタル制作とイベント企画に携わってきた経験をお話しし、デジタルとリアルを融合させた体験で、優しい革命を起こしたいと締めくくりました。
プレゼンテーションが終わった後、グループごとにセッションする時間が設けられ、
「オンラインマルシェ構想」は、「フードロスなどのSDGs貢献になる」とも評価をいただくなど、アイデアに賛同する声もたくさんいただきました。
生産性爆上げプチリフォーム
やりたいことが溢れ出る一方で、
時間の有限性で全てをやりきれないことを感じた僕は、こちらの動画を参考にしながら、
日々の日常をより効率よく過ごすための「プチリフォーム」を実施しました。
費用は2万円ほどかかりましたが、
毎日のルーティン作業や家事作業で1分でも短縮できれば、1ヶ月で30分、1年で6時間の短縮になります。
また、それだけではなく、どこに何を置いたか、何をしなければならないかといった導線設計も意識したので、それらを意識しなくてもよくなり、
脳のメモリに空きができ、大事な判断に脳のスペックを割けるようになりました。
引き続き、日々の日常から改善しながら、目標に向かって頑張っていきたいと思います。
友人と手持ち花火の会
8月のある夜、友人に招待いただき、手持ち花火の会に参加しました。
手持ち花火を友人とするのは、大学生の頃ぶりで、
小さな花火が手元でぱちぱちと音を立て、色とりどりの光が夜空に舞い上がるーー
その光景を見ながら、子どもの頃や大学生の頃を思い出し、懐かしさに浸っていました。
友人たちと花火を楽しむ中で、この夜が、花火の一瞬の輝きとともに、日常の喧騒を忘れさせてくれる、特別なひとときになりました。
台風がもたらした被害と新たな挑戦
8月も終わりに近づく頃、大型の台風が日本列島を直撃しました。しかも、勢力の強い台風だという。
風の音が窓ガラスを揺らし停電が発生した地域もあったそう。
僕が住む場所も例外ではなく、僕自身も今回の台風により2つの被害を被りました。
ひとつは、停電によって自分のデータを保存していたNASが故障するという被害。
落雷が起因する故障は保証対象外で、さらに火災保険は3万円以上の家電類でないと保障が降りないということで、全額自腹での買い替えになりました。
幸いバックアップを取っていたので、大事には至らなかったけれど、復旧には1週間かかりました。
この経験をきっかけに、災害対策への意識が強まり、無停電電源装置を導入し、落雷に対してより一層の対策を施しました。
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さらに被害を受けたのは、8月の月末に開催する予定だった「藤枝ゲームパラダイス」と「静岡まちなかマルシェ」が中止に追いやられたこと。
近隣では冠水被害もあり、電車も停まっていたことから、中止の判断を余儀なくされ、準備にかかったコストだけが残りました。
しかし、今回の中止を前向きに活用しようと、実行委員会のメンバーで集まって、ゲーム交流兼イベント撮影会を実施したり、マルシェの予約販売を転用して、「オンラインマルシェ」を開催したりしました。
さらに当日通りかかった人には、無料招待もさせていただきました。
台風によるこれらの被害は、予想していませんでしたが、
無停電電源装置を導入するきっかけになったり、イベントの中止リスクを考えた戦略を考えるきっかけになったりと、
台風が僕に教えてくれたものも大きいと感じています。
この物語は、ケンフィーの1ヶ月間の出来事に基づいて作られたノンフィクション小説です。
ケンフィーの8月の1ヶ月間はこんな感じでした。