前回のあらすじ
KLIAトランジットでクアラルンプールに到着後、現金のみ対応のローカル線に困惑。券売機の難解さやデポジット支払いで現金が不足し、キャッシュレス未普及を痛感。疲労の中、アロー通りで少しだけナイトマーケットを楽しんだ。
マレーシア2日目。
5時ごろに目が覚めました。
本来は昨晩のうちにや旅程を考えておきたかったが、昨晩はすぐに寝てしまったため、朝起きてから旅程を決めて、身だしなみを整えてから、9時ごろにホテルを出発しました。
朝ごはんは、クアラルンプールで人気の朝食屋さん〈何九海南茶店〉を訪れ、食パンとハニーレモンを注文。
何九海南茶店(Ho Kow Hainam Kopitiam)は、1956年創業のクアラルンプール・チャイナタウンに位置する老舗コピティアム(喫茶店)です。カヤトーストや海南茶などの伝統的な朝食メニューが人気で、地元民や観光客から高い評価を受けています。2018年11月に新店舗へ移転し、レトロな雰囲気を保ちながらも清潔感のある店内で、4世代にわたり伝統の味を守り続けています。
ライドシェア"Grab"を初体験!
その後、電車でKLセントラル駅に向かって、駅直結のショッピングモール〈un central〉にて日本円を両替。
前日に、キャッシュレス化が進んでいないことを痛感したので、手数料が比較的安いと言われているun central内の両替所で両替しておきました。
その後、KLIA transitとGrabを使って、パトルモスクを訪問しました。
ライドシェア自体、日本では解禁されていないため、Grabは人生で初めて使ってみましたが、
ライドシェアの感想
1: 金額が最初に設定されていて事前に決済するため、メーターを気にしなくてもいい。
2: ドライバーも仕事を得ようと必死のため、すぐにドライバーが見つかる。
3: 目的地を設定しているため伝える必要がなく、乗車するとすぐに出発できる。
という感じで、ものすごく良い体験でした。
Grabは、東南アジアで広く利用されている配車サービスで、スマートフォンのアプリを通じて一般ドライバーの車やタクシーを手配できます。ユーザーはアプリ上で乗車地点と目的地を指定し、事前に確定した料金を確認した上で予約が可能です。また、現金やクレジットカード、デビットカードなど多様な支払い方法に対応しており、利便性が高いと評価されています。
www.grab.com
日本のタクシーだと、一応配車アプリはありますが、料金は高く、またコロナ禍の影響で人手不足により中々ドライバーが見つからないため、タクシーとは違った体験でした。
一方、東南アジアでは、タクシーだとGrabの3倍取られるらしく、Grabをインストールしておかないと、移動費が半端なくかかってしまうので、東南アジアに旅行した際にはGrabを事前に入れておくことをお勧めします。
またGrabを体験してみて、日本の地方にライドシェアがないと外国人からすると行きづらいだろうなとも感じました。
昼食を取り、モスクを出発
その後、モスクの横にあるエスカレーターで降りたところにある、フードコートでお食事を取りました。
気さくに話しかけてくれたお兄さんに誘導されて、マレー料理のナシ・ブヤニをいただくことに。
長粒米のバスマティライスを2種類のスープにつけて食べ、それにチキンがついているというプレートでした。
スープのひとつはあっさりしていましたが、もうひとつはがピリ辛でヒリヒリする感じでしたが、いずれも美味しく最後まで残さず食べきりました。
ナシ・ブヤニは、南アジア発祥の炊き込みご飯で、マレーシアやシンガポールなど東南アジアで人気の料理です。バスマティライスをベースに、鶏肉や羊肉などの肉類、スパイスを炊き合わせて作られます。スパイスの香りが食欲をそそり、パラリとしたご飯の食感が特徴です。地域によって具材や味付けが異なり、様々なバリエーションが存在します。
昼ごはんを食べて、お店を後にすると、Grabで駅に戻り、KLセントラル駅まで向かいました。
(第4回に続く)