前回のあらすじ
シンガポールのセントーサ島で、シロト砦を訪れ、第二次世界大戦中の日本の侵略について学ぶ。経済発展のために大日本帝国が満州鉄道を狙い、石油施設を制圧する目的でシンガポールを攻撃した事実を初めて知り、戦争には双方の正義が存在することを痛感。
シンガポールのセントーサ島に来た目的は次の3つ。
・シロト砦でWW IIの歴史を知る
・アトラクションやショーを体験する
・カジノがどんな場所なのか見学する
前回は「シロト砦で学んだ第二次世界大戦の歴史」についてまとめましたので、今回は「体験したアトラクションやショー」について、その規模感をまとめていこうと思います。
セントーサ島ビーチエリアを散策
第二次世界大戦の新事実を目の当たりにしたあと、ビーチエリアを散策しました。
今回の目的はひとり旅で世界に対する理解を深めることですが、シンガポールは観光としてもとても楽しい街で、SILOSO POINT STATIONからビーチエリアを散策しながら、「次シンガポールに来る機会があれば、誰かと来たいな」と思いました。
その後ビーチ駅まで戻り、歩き疲れたので近くのフードコートに入ることにしました。
昼食でいただいたのは「シンガポールヌードル」と呼ばれる、少し辛味のある麺料理でした。
その後、フードコートで仕事の作業を進め、15時過ぎに一旦フードコートを後にしました。
ルージュ(LUGE)に初挑戦!
セントーサ島には、ユニバーサルスタジオなどのテーマパーク以外にも、さまざまなアトラクションがあります。
ただ今回の目的が観光ではないので、アトラクションは体験しなくてもいいかなと思っていましたが、
「せっかくセントーサ島に来たのだから、どれかひとつのアトラクションは体験しておこう」
と思い、【LUGE】に挑戦することにしました。
セントーサ島のルージュ(Luge)は、小型のカートに乗り、下り坂の専用トラックを自分で操作して滑り降りるアクティビティです。カートの操作は簡単で、ハンドルを押してブレーキ、引いて加速する仕組み。トラックはカーブや傾斜が多彩で、スピード感と爽快感を楽しめます。また、スタート地点に戻る際には、リフト「スカイライド」でセントーサ島の絶景を満喫できます。昼は景色、夜はライトアップが楽しめるエンタメ体験です。
チケットが2回セットになって5000円ほどと少し高く感じましたが、「スカイライド」で上空からセントーサを一望できて、さらにスリル満点の小型カートは最高の体験になりました。
その後、19時のショーまで時間があったので、再度フードコートに入り、飲み物を注文して、3時間ほど仕事の作業していました。
ふと作業している自分を俯瞰的に見ると、日本にいるのと変わらないなとも感じました。
光と噴水・炎のショー「Wings of Time」を鑑賞
19時になり、ショー会場のゲートが開き、中に入りました。平日にも関わらず、会場内にはたくさんの人で溢れかえっていました。
セントーサ島の「Wings of Time」は、壮大なナイトショーで、シンガポール旅行のハイライトとして人気です。美しい海を背景に、噴水、レーザー、プロジェクションマッピング、音楽、花火が融合したダイナミックなパフォーマンスを楽しめます。ショーは約20分間で、友情と冒険をテーマにした物語が描かれ、観客を幻想的な世界に引き込みます。海辺で繰り広げられるため、波の音とともに特別なひとときを体験できるアトラクションです。
本番のショーでは「歌の授業を抜け出した主人公が、時空を超える不死鳥と出会って世界を旅し、自分がどこから来たのかを知る」というストーリーで構成されていましたが、
噴水や炎、花火、音楽、光によるパフォーマンスだけでも圧巻で、英語が聞き取れなくてストーリーについていけなくても楽しめるようになっていました。
さらにすごいなと思ったのは、これを1日2公演、毎日開催している点。
日本でもUSJやディズニーランドなどのテーマパークでは毎日ショーケースが行われていますが、
セントーサ島の「Wings of Time」はテーマパークの外で開催されていながらも、予算をかけて大迫力な演出が繰り広げられていて、景気の良さを実感しました。
(第11回に続く)