前回のあらすじ
シンガポールのセントーサ島で、ビーチエリアを散策し、ルージュ(Luge)に初挑戦。その後、光と噴水・炎のショー「Wings of Time」を鑑賞し、平日にもかかわらず多くの観客で賑わう様子に景気の良さを実感。
シンガポールのセントーサ島に来た目的は次の3つ。
・シロト砦でWW IIの歴史を知る
・アトラクションやショーを体験する
・カジノがどんな場所なのか見学する
前回まででは「シロト砦で学んだ第二次世界大戦の歴史」「体験したアトラクションやショー」についてまとめましたので、今回は「カジノに足を踏み入れてみて感じたこと」について、その規模感をまとめていこうと思います。
強固な警備をクリアして無事カジノに入場
ショーが終わった後、セントーサ・エクスプレスに乗り、「Resort World Station」で降車して、カジノを訪れました。
「Resort World Station」は、カジノの他、ユニバーサルスタジオシンガポールの最寄駅でもあり、駅の名前の通り観光に特化したエリアでした。
そこから歩いて5分、「Casino」の文字を発見し、エスカレーターで地下へ。
どんな世界が待っているのかというワクワクと、地下へ下っていく不安を抱えながら、カジノへ歩みを進めていきました。
リゾート・ワールド・セントーサ内にある高級カジノで、観光客に人気のスポットです。広々とした空間にはスロットマシンやブラックジャック、ポーカー、ルーレットなど、多種多様なゲームが揃っています。施設内は豪華で洗練されており、初心者から上級者まで楽しめる雰囲気が魅力。外国人観光客はパスポート提示で入場無料ですが、シンガポール市民は入場料が必要。エンターテイメント感覚で訪れる人が多いカジノです。
早速カジノに入ろうとすると、サングラスをかけた強面の警備の人に止められ、
大きな荷物はロッカーに預けるように言われ、近くのロッカーに背負っていたリュックを預け入れました。ロッカー代で、$6(日本円で700円弱)かかりました。
その後、再びカジノのゲートに戻ると、今度は
「パスポートによる身分確認が必要」
だと言われ、パスポートを掲示。
そして持っているスマートフォンを、写真アプリを開いて渡すように支持され、警備の人に渡すと何かを写真に撮って返却されました。
この写真をゲートで見せるように言われたので、パスポートと一緒に、スマホで撮影された何らかの証明書を見せて、無事カジノの中に入ることができました。
地下に広がる巨大なアミューズメント
強固な警備をクリアし、カジノの中に入り、会場内のルールを知るためにひと通り探索しました。
どうやら会場内には
・撮影禁止
・ソフトドリンクは飲み放題
という感じのルールがあるみたいで、スロットやルーレットといった定番のゲームのほか、例えばルーレットをスロットのように1人で楽しめるようにしたマシンもありました。
(語彙力が乏しくてすみません・・)
僕自身、賭け事には興味がないのですが、カジノのことを理解するためにも、今回試しにスロットを$10分だけやってみましたが、
$10では、たった5回しかスロットを回せず、10秒でなくなってレートの高さに驚愕しました。
それと同時に、10秒で$10を賭けることを平然とした顔で楽しんでいる人が数百人いる空間に、ただ圧倒されながら、自分の貧しさを突きつけられ、同時に悔しくもなりました。
その後は、とりあえずカジノの雰囲気を楽しもうと、フリードリンクをすすりながら、他のテーブルゲームを見学したりして楽しみました。
カジノにお金を持った人が集まる理由として、1枚のコイン、1回のスロットに、100円〜1000円の重みがしっかり乗るからこそ、刺激的でエキサイティングなんだろうと感じましたが、
自分はまだその領域には達していない、世界的にみたら貧しいんだと思い知らされました。
If you lost $10 in 10 seconds,
would you still enjoy it even?
Otherwise, earn more.
この気持ちを忘れずに、帰国後、仕事に励みたいと思えました。
その後、ホテルに戻って就寝。
【おまけ】マリーナベイサンズ内のカジノ
シンガポールには、セントーサ島のカジノだけでなく、マリーナベイサンズの中にもカジノが併設されていました。
こちらは時間の都合で立ち寄りませんでしたが、
海外から来た富裕層の方が楽しんでもらえるように、抜かりなくカジノを設けていることは、日本も参考になるような気がしました。
2025年の大阪万博後に、その跡地にカジノを誘致する計画が進められていますが、ぜひ実現して、海外からの観光客が遊べる選択肢のひとつとして、日本経済が盛り上がっていけばいいなと思います。
(第12回に続く)