海外放浪記〜心が触れたアジアの真実〜 #13:ひとり旅完結!空港の中で見た心躍る巨大なジャングル


前回のあらすじ
シンガポール最終日にブギスストリートを訪れ、マリーナベイサンズのスカイデッキからマラッカ海峡を一望し、国際貿易の活発さを実感。その後、日本人経営の肉屋でミンチカツを堪能し、シンガポールの魅力を満喫した。

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シンガポール旅行の締めくくりに訪れたのは、チャンギ空港直結の「JEWEL」
MRTを乗り継いで、チャンギ空港へ向かいました。

フライトは夜の23時ですが、早めに到着して、チャンギ空港を散策することにしました。

チャンギ空港の巨大なジャングル【JEWEL(ジュエル)】

「JEWEL(ジュエル)」は、チャンギ空港と一体化した大型複合施設で、観光地としても人気ですが、何よりもいちばんの目玉は中央にそびえる世界最大級の屋内滝「レイン・ボルテックス」で、光と水が織りなす幻想的な景色が楽しめました。


(世界最大級の屋内滝「レイン・ボルテックス」を中心に広がるこの施設は、ただの空港施設の枠を超えたエンタメ空間)


また施設内にはショッピングモール、レストラン、映画館、ホテルなどがあり、空港利用者や観光客が快適に過ごせる空間になっていて、庭園やアトラクションも併設されているので、帰国する前に、最後にエンタメを楽しむことができますね!

www.jewelchangiairport.com


夜になると5分程度のショーがあるらしいので、それまで仕事の作業をしたり、フライトのチェックインしたり、お土産を買ったりして過ごすことにしました。

光と水が織りなす幻想的なショー

20時になり、1回目のショーがスタートしました。

滝をスクリーンに見立てたダイナミックなプロジェクションマッピングと、カラフルなライティングがシンクロする光景は、まさに夢の世界。滝から舞い上がる水しぶきがキラキラと輝き、5分間のショーがあっという間に過ぎてしまいました。


1回目のショーを堪能した後、噴水を間近に眺めながら、この1週間を振り返りました。

マレーシアで体験した思い出やセントーサ島での体験、そしてマリーナベイサンズから見たマラッカ海峡――。充実した日々に感謝の気持ちを感じつつ、日々のお仕事を頑張って事業を加速させたあとに「また戻ってきたい」という思いが湧いてきました。

JEWELでの感動的なショーは、5日間の旅を締めくくってくれる最高のフィナーレになったと思います。



そして21時になり、2回目のショーが始まりました。

先ほどとは異なる演出に、またも見入ってしまいました。これが終わると空港の方に向かい、出国審査を済ませて日本に帰国するため、
観る人を優しく包み込みながら、特別な時間を演出してくれる光と音楽が織りなすショーは、まるでシンガポール全体が「また来てね」と言っているかのようで、

これ以上ない最高のフィナーレでした。

出国、そして帰路へ。

JEWELでの感動に浸った後は、出国手続きと保安検査を済ませ、飛行機に搭乗。

一週間分の思い出が体を満たしていたのか、機内では睡魔に勝てず、気づけば夢の中でした。



(第14回に続く)