2024年10月28日、朝8時。
前日の夜は空港内のカプセルホテルで宿泊して、朝は時間に余裕があったため、
国際線の搭乗受付を済ませた後で、朝食を食べる予定でした。
しかし、どういうわけか、搭乗チケットに記載されていた時刻を出国ゲートの通過時刻だと勘違いしていたため、
手荷物検査を終えると慌てて飛行機に乗り込むことに。
そのため朝食を食べる時間も買う時間はなく、おまけにフライト時間は7時間30分ーー。
到着までの断食が決定しました。
今回の旅の目的
実はマレーシアに行くのは2回目で、前回は高校の修学旅行のときーー。
その時から13年が経ち、今回、30代の幕開けに放浪することに決めました。
ただ当時は学校側がJTBに依頼してツアーが組まれていて、学校単位でまとまって行動したので、今回の放浪旅とは全く異なりますが、
高校生の頃に見たマレーシア・シンガポールが、13年の月日でどう変化しているのかも肌で体感できたらと思っています。
今回の旅の目的は、次の5つ。
1:日本と異なる文化や生活を体感する。
多国籍国家で、宗教も異なるマレーシアの文化や生活に触れる。
2:国際感覚をアップデートする。
高校の修学旅行で訪れた時点で止まっている、海外に対する知見をアップデートさせる。
3:ライドシェアを利用する。
日本ではまだ解禁されていないけど、世界では主流な「ライドシェア」を体験する。
4:各国のデジタル化を体感する。
デジタル化が遅れていると言われる日本の現在地を知る。
5:海外のエンタメに触れる。
経済成長率が著しいシンガポールのエンタメを体感する。
ついに離陸!マレーシアへ
今回利用した航空会社は「バティック・エア(Batik Air)」で、LCCと一般的な航空機の間のポジションにあたるそうです。今回は3月にフライトを押さえていたこともあって、10,000円弱で、とてもリーズナブルに利用できました。
7時間30分のフライト中は、仕事をして過ごしていましたが、飛行機が高度の高い上空を飛んでいるため肌寒くなり、寒さに震えながら過ごしていました。防寒具を持ち込むべきだったと後悔しています。
マレーシア到着!MDACにつまずくも無事入国
そんなこんなで7時間30分のフライトを終えて、無事マレーシア・クアラルンプール空港に到着しました。
寒さに耐えていたものの、フライト中はネットに繋がらなかったので、誘惑もなく作業に集中できました(笑)
また、国際線が13年ぶりだったこともあり、国内線の感覚で、飛行機を降りて「Arrival Gate」を探していましたが、
その前に入国ゲートがあることを思い出し、入国ゲートへ向かいました。
マレーシアでは入国ゲートが自動化されていて、パスポートと顔認証で入国できるようになっていました。
(国防上の理由のため撮影禁止だったので写真がないですが、ご了承ください)
僕も長蛇の列に並び、顔認証のゲートに辿り着くものの、うまく認証されず・・・
仕方ないので、つたない英語を使って係員に聞くことにしました。
とのことで、なんとか無事、入国審査を済ませて、ようやくマレーシアに入国。
MDAC(Malaysia Digital Arrival Card)は、マレーシアへの入国時に必要な電子申請フォームです。訪問者がパスポート情報、旅行目的、滞在先、健康情報などを事前にオンラインで入力し、提出する仕組みとなっています。新型コロナウイルス感染症の流行を契機に導入され、入国管理の効率化と安全性向上を目的としています。
マレーシア滞在スタート!
ハプニングもあってひと段落ついたのと、朝から何も食べてなかったので、空港内のお店でドーナツっぽいものを買って一服。
しかしイメージしていたドーナツと違い、パサパサしていて、より一層喉が渇きました笑
そこから、KLIA transit(空港直結電車)を利用して、クアラルンプールへ。
KLIAの券売機が、縦長のタッチパネルで、eチケット(メールで受け取れるチケット)にも対応していて、スマホがあれば改札を通れる仕様には驚きました。
そして、その車内で前日に行われた「第50回衆議院議員選挙」のことを世界のニュースとして知ることになり、
マレーシアの滞在がスタートしました。
全14回にわたる「海外放浪記〜心が触れたアジアの真実〜」にて、
マレーシア・シンガポールでの滞在で、何を見て、何を感じたかを全て綴っていきますので、
お楽しみいただけたら嬉しい限りです。